セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

雑学

セルフレジで商品を袋詰め台に置いたとき、「どうして商品の重さがわかるの?」と不思議に思ったことはありませんか。

マイバッグを使ったらエラーが出そう、軽い商品でもちゃんと確認できるのかな、と気になる人もいるかもしれません。

セルフレジは商品の重さだけで商品名を判断しているわけではなく、スキャンした商品情報と、袋詰め台で測った重さの変化を照らし合わせることで、会計の流れを確認しています。

この記事では、セルフレジが重さを把握する基本の仕組みから、マイバッグ使用時の対応、重量エラーが表示される主な理由まで、わかりやすく解説します。

仕組みを知っておくと、エラーが出ても慌てず対応しやすくなります。

この記事でわかること

  • セルフレジが登録重量と実際の重さを確認する仕組み
  • 重量確認が行われる目的と、会計時に見ているポイント
  • マイバッグやリュックを使う際の風袋引きの考え方
  • 重量エラーが起こりやすい場面と、バーコードのない商品の登録方法
  1. セルフレジは登録重量と重量センサーの実測値を照合している
    1. バーコードから商品情報と登録重量を呼び出す
    2. 袋詰め台の下にある重量センサーで増加分を測る
    3. 重さだけで商品の種類を判別しているわけではない
  2. 重量確認の目的はスキャンした商品と袋詰めの内容を一致させること
    1. スキャン漏れや商品の入れ間違いを検知しやすくする
    2. 同じ重さの別商品を重量だけで見分けるのは難しい
  3. マイバッグやリュックの重さは風袋引きで差し引かれる
    1. 会計前に空のバッグを置いて基準の重さを設定する
    2. 袋詰めした商品を持ち上げると重量差が生じやすい
  4. 重量エラーは商品の置き方やセンサーの測定差で起こる
    1. 袋や商品が台の外側に触れると正しく測れないことがある
    2. ガムなどの軽い商品は重量変化を捉えにくい場合がある
    3. 米や水などの重い商品は機種ごとに確認方法が異なる
    4. 解消しないときは商品に触れず店員へ確認を依頼する
  5. バーコードのない野菜や量り売り商品は選択と計量で登録する
    1. 画面で品目を選び重量や個数から価格を計算する
    2. 画像認識で青果物の候補を表示する機種もある
  6. すべてのセルフレジが重量センサーを使うとは限らない
    1. 重量確認を省きカメラで会計漏れを検知する方式もある
    2. 「セルフレジeye」など映像解析を活用するシステムがある
    3. ICタグを読み取って商品情報をまとめて登録する方式もある
  7. まとめ

セルフレジは登録重量と重量センサーの実測値を照合している

セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

セルフレジが商品の重さを把握できるのは、バーコードを読み取った際に呼び出される登録重量と、袋詰め台で測った実際の重さを照らし合わせているためです。

商品の重さを当てずっぽうで判断しているのではなく、「読み取った商品に対して、台の上の重さが想定どおり増えたか」を確認する仕組みになっています。

バーコードから商品情報と登録重量を呼び出す

商品に付いたバーコードには、その商品を識別するための番号が記録されています。

セルフレジでバーコードをスキャンすると、店舗側の登録データから商品名や価格などの情報とあわせて、確認の目安となる重量情報が呼び出されます。

たとえば、同じ飲料でも容量や容器の形が異なれば重さも変わるため、基本的にはバーコードごとに別の商品として扱われます。

この登録重量には、中身だけでなく容器や外装を含めた状態の重さが目安として設定されている場合があります。

ただし、製造時の個体差や包装材のわずかな違いもあるため、レジは完全に同じ数値であることまで求めるわけではありません。

登録重量は「この商品ならこれくらい」という照合用の基準値として使われます。

バーコードを読むと確認される主な情報 セルフレジでの役割
商品を識別する番号 どの商品を読み取ったかを特定する
商品名・価格 会計内容を画面に表示する
登録重量の目安 袋詰め台で増えた重さとの照合に使う

袋詰め台の下にある重量センサーで増加分を測る

バーコードを読み取ったあとに商品を置く袋詰め台の下には、重さの変化を測るための重量センサーが組み込まれています。

レジは商品を読み取る前の台の重さと、商品を置いた後の台の重さを比べて、どのくらい増えたかを確認します。

つまり、台に載っている荷物全体の重さだけを見るのではなく、スキャン後に加わった重さをもとに照合するイメージです。

読み取った商品の登録重量に近い増加が確認できれば、次の商品を続けてスキャンしやすくなります。

この確認があることで、会計画面に登録された内容と袋詰め台に置かれた内容に大きな違いがないかを、機械が補助的に見ています。

  • 商品をスキャンする前は、袋詰め台の現在の重さを基準として扱います。

  • 商品を置くと、重量センサーが増えた分を測定します。

  • 増加分と登録重量の目安を照合して、次の操作へ進みます。

なお、重量センサーは精密な計量器として商品の内容量を細かく測定するというより、会計操作と袋詰めの流れが自然につながっているかを確認する役割を担っています。

重さだけで商品の種類を判別しているわけではない

セルフレジは、重さだけを手がかりにして「これは何の商品か」を判別しているわけではありません。

商品を特定する中心となる情報はバーコードであり、重量はそのあとに行う確認材料のひとつです。

たとえば、たまたま同じくらいの重さの商品が複数あっても、重さだけで別の商品として登録されることは通常ありません。

先にバーコードで商品情報を呼び出し、その商品に対応する重量の目安と実測値を比べるため、「重さから商品名を当てる仕組み」ではないと考えるとわかりやすいです。

このように、セルフレジはバーコードによる商品識別と重量センサーによる確認を組み合わせることで、利用者が自分で会計しやすい流れを作っています。

重量確認の目的はスキャンした商品と袋詰めの内容を一致させること

セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

セルフレジの重量確認は、会計画面に登録した商品と、袋詰め台に移した商品が大きくずれていないかを確かめるために行われます。

商品の重さから商品名を判断するのではなく、スキャン後の操作が自然な順番で進んでいるかを見守る補助的な確認です。

「読み取る」「袋詰め台に置く」という流れが対応しているかを確認することで、利用者が落ち着いて会計を進めやすくなります。

たとえば、商品をスキャンしたあとに袋詰め台へ置くと、登録された内容に応じた重さの変化があるかを確認できます。

一方で、画面には商品が登録されているのに袋詰め台へ移されていない場合や、登録していない商品を先に置いた場合には、通常とは異なる状態として案内が表示されることがあります。

これは利用者の操作を細かく制限するためではなく、会計内容と袋詰めの内容をそろえやすくするための仕組みです。

会計中の状態 重量確認で見ていること
商品をスキャンしたあとに袋詰めする 登録した商品の移動に対応する変化があるかを確認します。
袋詰め台から商品を取り出す 会計途中の商品が意図せず移動していないかを確認しやすくします。
登録前の商品を袋詰め台へ置く 画面上の登録内容と台の上の状態に差がないかを確認します。

スキャン漏れや商品の入れ間違いを検知しやすくする

重量確認があると、商品の読み取り忘れや、会計途中で別の商品を袋詰め台へ移してしまったケースに気づきやすくなります。

たとえば、まだスキャンしていない商品を袋詰め台に置くと、画面に登録されている内容とは対応しない重さの変化が生じる場合があります。

反対に、スキャンした商品を手元に置いたままで次の操作を進めようとしたときも、袋詰めまでの流れを確認するきっかけになります。

重量確認は、会計中のちょっとした取り違えに早めに気づくための補助と考えるとわかりやすいです。

ただし、重量確認だけですべての状況を正確に判断できるわけではありません。

商品の持ち方や袋詰め台への置き方、複数の商品をまとめて動かしたタイミングなどによっては、機械だけでは判断しにくいこともあります。

案内が表示されたときは、あわてて商品を何度も動かすより、画面の表示を確認し、必要に応じて店舗スタッフに声をかけると安心です。

  • 商品は、基本的に一品ずつスキャンしてから袋詰め台へ移します。

  • 会計途中の商品を袋詰め台から戻すときは、画面の案内を確認します。

  • 表示内容に迷ったときは、自分で操作を繰り返さずスタッフへ確認します。

同じ重さの別商品を重量だけで見分けるのは難しい

セルフレジは、同じくらいの重さの商品同士を、重量だけで確実に見分けているわけではありません。

たとえば、内容量や容器の大きさが似ている食品、日用品、飲料などは、実際の重さも近くなることがあります。

そのため、重量確認は「この重さだからこの商品」と特定するためではなく、登録済みの商品を袋詰めしたときの変化として不自然ではないかを確認する役割になります。

商品の種類や価格などは、基本的にスキャン時に読み取った情報をもとに会計画面へ登録されます。

重量はあくまで、その登録後に袋詰めの流れを確認するための材料のひとつです。

つまり、重さが似ている別の商品を置いた場合でも、重量だけでは十分に区別できないことがあります。

この点からも、商品の識別と重量確認は別の役割だと理解しておくと、セルフレジの表示や案内に戸惑いにくくなります。

マイバッグやリュックの重さは風袋引きで差し引かれる

セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

マイバッグやリュックを袋詰めに使う場合は、会計前にバッグ自体の重さを登録する「風袋引き」によって、商品以外の重さを差し引けることがあります。

最初に空のバッグを置いて基準を設定しておけば、商品を入れた後は、バッグを含めた重さではなく商品を入れた分の増加量を確認しやすくなります。

ただし、操作方法や利用できるバッグの条件は店舗の案内に従うことが大切です。

会計前に空のバッグを置いて基準の重さを設定する

風袋引きとは、容器やバッグそのものの重さを、あらかじめ基準値として扱う操作のことです。

セルフレジの画面にマイバッグに関する案内が出たら、商品を入れる前のバッグを指定された場所へ置きます。

機械がバッグの重さを読み取った後に商品を入れることで、バッグの重さが会計途中の確認に影響しにくくなります。

たとえば、厚手のエコバッグや折りたたみ式の買い物かごは、本体にもある程度の重さがあります。

この重さを最初に登録せず商品を詰め始めると、商品を置いたときの重さの変化を確認しにくくなる場合があります。

バッグは商品を入れる前の状態で置くことが、スムーズに進めるポイントです。

  1. 画面に表示されたマイバッグ登録の案内を確認します。
  2. 購入する商品が入っていない空のバッグを袋詰め台へ置きます。
  3. 画面の操作または案内に従って、バッグの重さを基準として登録します。
  4. 登録後に商品を一品ずつ入れていきます。

リュックを袋詰めに使うときも、基本的には商品を入れる前の重さを基準にします。

ただし、リュックの中に私物やすでに購入済みの商品が入っていると、バッグだけの重さとして扱いにくくなります。

そのような場合は、無理に登録しようとせず、店内表示やスタッフの案内を確認すると安心です。

バッグを床や買い物かごの縁に触れたまま置くと、正しく重さが読み取られにくいことがあります。

登録するときは、バッグ全体が袋詰め台に収まり、ほかの物に触れていない状態に整えます。

バッグの状態 登録しやすさ
何も入っていないマイバッグ バッグ本体の重さを基準にしやすい状態です。
商品を入れた後のマイバッグ 商品分の重さも含まれるため、基準設定には向きません。
私物が入ったリュック バッグだけの重さと分けにくいため、案内の確認が必要です。

袋詰めした商品を持ち上げると重量差が生じやすい

風袋引きの登録後は、袋詰め台に置かれているバッグと商品の重さをもとに、会計の流れが確認されます。

そのため、袋詰めした商品を途中で持ち上げると、台にかかる重さが一時的に減ります。

商品をバッグへ入れ直したり、バッグごと少し持ち上げたりした場合も、重さの変化として受け取られやすくなります。

会計が終わるまでは、袋詰めした商品をなるべく台から動かさないようにすると、操作が進めやすくなります。

  • 商品を入れたバッグを腕に掛けて持ち上げないようにします。
  • 袋の持ち手を整えるときも、バッグの底が台から浮かないようにします。
  • 入れ忘れに気づいた商品は、画面の案内を見てから扱います。
  • 表示が止まったときは、商品やバッグを何度も動かさずに案内を確認します。

特に軽い商品を袋へ入れた直後は、バッグの位置を直しただけでも重さが変わったように見えることがあります。

バッグの持ち手が台の外に引っ掛かっているときも、置き方を整えることで落ち着く場合があります。

一方で、表示内容が分かりにくいときは、自分で登録をやり直そうとせず、スタッフに確認する方法が安心です。

風袋引きはバッグの重さを除くための準備なので、登録後はバッグと商品を安定した位置に置いておくことを意識するとよいでしょう。

重量エラーは商品の置き方やセンサーの測定差で起こる

セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

セルフレジの重量エラーは、商品が正しく置かれていなかったり、わずかな重さの変化を機械が確認しにくかったりすると表示されることがあります。

必ずしも操作を間違えたとは限らないため、慌てずに商品と袋詰め台の状態を確認することが大切です。

商品を置く位置、袋の触れ方、商品自体の軽さや重さによっても対応が変わるため、画面の案内に沿って落ち着いて進めましょう。

袋や商品が台の外側に触れると正しく測れないことがある

袋詰め台は、台にかかっている重さをもとに状態を確認する仕組みのため、袋や商品が台の外側に触れていると測定が安定しない場合があります。

たとえば、レジ台の縁に袋が乗っていたり、商品が隣の台やカゴに触れていたりすると、重さの一部が袋詰め台に伝わりにくくなります。

袋の持ち手が台の外へ垂れ下がり、什器やカゴに引っ掛かっているケースにも注意が必要です。

袋の底と商品が、袋詰め台の上に無理なく収まっているかを見てみると、原因を見つけやすくなります。

  • 袋の底が台の上に平らに置かれているか確認します。

  • 商品が台の縁や隣のカゴに触れていないか見ます。

  • 袋の持ち手やひもが、周囲に引っ掛かっていないか確かめます。

  • 台の上に私物や購入前の商品が混ざっていないか確認します。

特に柔らかい袋では、商品を入れたときに袋の形が大きく変わり、台の縁へ寄りやすいことがあります。

置き直す必要がある場合でも、画面に案内が出ていないときは何度も動かさず、まず表示内容を確認すると安心です。

ガムなどの軽い商品は重量変化を捉えにくい場合がある

ガム、小袋のお菓子、薄い日用品などは軽いため、袋詰め台に加わった重さの変化が小さく、機械が確認しにくい場合があります。

台のわずかな揺れや袋の浮き方によっては、商品を置いていても確認が完了するまで少し時間がかかることがあります。

軽い商品を連続して登録するときは、ひとつ登録するごとに画面の表示が切り替わったことを確認してから次の商品へ進むとスムーズです。

軽い商品を置いた直後に何度も押したり移動させたりしないことが、エラー表示を避けるポイントです。

起こりやすい場面 確認したいこと
小さな商品を登録した直後 画面の読み取り完了表示を待つ
袋の中で商品が倒れたとき 袋の底が台に安定して触れているか見る
複数の商品をまとめて扱ったとき 登録した順に、ひとつずつ置けているか確認する

軽い商品だからといって、商品を重ねて置いたり、手で袋を押さえたりすると、かえって重さの状態が分かりにくくなることがあります。

画面が次の操作を受け付けるまで、数秒ほどそのままにしておくとよいでしょう。

米や水などの重い商品は機種ごとに確認方法が異なる

米、水、飲料のケースなどの重い商品は、袋詰め台へ載せにくいことがあるため、セルフレジの機種や店舗によって案内が異なります。

商品を台へ載せる方式のほか、床やカゴに置いたまま画面操作を進める方式、スタッフの確認を受ける方式などがあります。

重い商品を無理に持ち上げて袋詰め台へ置くと、台や商品に負担がかかることもあるため、画面や店内表示の指示を優先することが大切です。

同じ系列の店舗でも、設置されているセルフレジによって操作方法が違う場合があります。

  • 画面に「台へ置く」などの表示がある場合は、その案内に従います。

  • 重い商品向けの確認ボタンが表示された場合は、内容を読んで操作します。

  • 置き場所が分からない場合は、商品を動かす前にスタッフへ声をかけます。

重い商品は台に置いたときの衝撃でも表示が切り替わることがあるため、そっと安定させて置くことを意識するとよいでしょう。

解消しないときは商品に触れず店員へ確認を依頼する

置き方を確認しても表示が変わらないときは、商品や袋を何度も動かさず、スタッフへ確認を依頼するのが安心です。

セルフレジにはスタッフを呼ぶボタンや、画面上の呼び出し表示が用意されていることがあります。

スタッフが状況を確認しやすいよう、エラーが出た時点の状態をなるべく保つことが役立ちます。

自分で登録を取り消したり、別の商品を続けて読み取ったりすると、確認に時間がかかる場合があります。

「商品を置いた後に表示が止まった」「軽い商品を入れたら案内が出た」など、起きたことを簡単に伝えると、スムーズに対応してもらいやすいでしょう。

バーコードのない野菜や量り売り商品は選択と計量で登録する

セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

バーコードが付いていない野菜や果物、量り売り商品は、画面で品目を選び、重さまたは個数を登録して会計します。

店舗によっては、売り場の計量機でラベルを発行してから読み取る方法や、セルフレジで直接計量する方法があります。

画面の案内と商品表示を見比べながら登録すると、品目の選び間違いを防ぎやすくなります。

画面で品目を選び重量や個数から価格を計算する

青果物には、商品そのものにバーコードが貼られていないものが多いため、セルフレジの画面から該当する品目を探して登録します。

「野菜」「果物」などの分類を選ぶと、商品名や写真の一覧が表示されるため、購入するものと同じ品目をタッチします。

その後の登録方法は、主に重量で計算する商品と、個数で計算する商品に分かれます。

登録方法 主な対象 操作の例
重量で登録 ばら売りの野菜、果物、量り売りの食品 品目を選び、指定の計量台に置く
個数で登録 1個単位で販売される果物、袋に入っていない商品 品目を選び、個数を画面で入力する
ラベルを読み取り 売り場で計量済みの商品 値札ラベルのバーコードをスキャンする

重量で販売される商品は、選択した品目の単価と計量された重さをもとに、会計金額が自動で計算されます。

たとえば、ばら売りのきのこや果物などは、商品を選んでから計量台へ置く流れが案内されることがあります。

一方で、1個ごとに価格が決まっている商品は、画面に表示された「1個」「2個」といった個数を選んで登録する形が一般的です。

同じ見た目でも販売方法が異なる場合があるため、売り場の値札に「1個」「100グラム当たり」などの表示がないか確認しておくと安心です。

  • 売り場でラベルを発行した商品は、基本的にラベルのバーコードを読み取る
  • セルフレジで計量する商品は、画面で品目を選んでから案内された場所へ置く
  • 個数販売の商品は、商品名と個数を確認して登録する

品目の候補が複数あるときは、商品名だけで決めず、売り場の表示にある産地、容量、販売単位も見て選ぶことが大切です。

似た名前の商品や、通常品と特売対象品が並んでいる場合は、自己判断で近い商品を選ばず、スタッフへ確認するほうがスムーズです。

画像認識で青果物の候補を表示する機種もある

近年は、カメラで商品を読み取り、野菜や果物の候補を画面に表示するセルフレジもあります。

利用者は表示された写真や商品名を確認し、購入する品目を選ぶことで、検索の手間を減らせます。

ただし、画像認識は候補を案内する機能であり、表示された内容が必ずしも購入品と一致するとは限りません。

形や色が似ている青果物、袋やフィルムに包まれた商品、複数の商品が重なっている場合などは、候補が絞りにくいことがあります。

  1. 商品をカメラに認識させる
  2. 画面に表示された候補の写真と名称を確認する
  3. 該当する品目を選択する
  4. 重量または個数を画面の案内に沿って登録する

候補に目当ての商品がない場合は、画面の検索機能から名称を探したり、分類一覧から選んだりできることがあります。

商品名が分からないときは、売り場の値札や陳列棚の表示を確認すると見つけやすくなります。

それでも判別が難しい場合は、無理に操作を続けず、近くのスタッフに商品の表示を見せて尋ねるとよいでしょう。

画像認識の有無や操作画面は店舗ごとに異なるため、画面に表示される案内を優先することが、正確な登録につながります。

すべてのセルフレジが重量センサーを使うとは限らない

セルフレジは重さがなぜわかる?仕組みとエラーの原因を解説

セルフレジには、重量を測る方式だけでなく、カメラ映像やICタグを活用して商品の登録状況を確認する方式もあります。

そのため、利用したセルフレジに袋詰め台や計量台がない場合でも、確認機能が省かれているとは限りません。

店舗の規模、取り扱う商品の種類、利用者の動線などに合わせて、さまざまな仕組みが選ばれています。

重量確認を省きカメラで会計漏れを検知する方式もある

重量センサーを設けないセルフレジでは、会計エリアをカメラで撮影し、商品の動きと画面上の操作を照らし合わせる仕組みが使われることがあります。

たとえば、商品を読み取り機に通さずに袋へ入れたように見える場合や、登録後の商品と異なる動きがある場合に、画面表示やスタッフへの通知で確認を促す方式です。

重量ではなく、映像から読み取れる行動の流れを確認する点が、この方式の特徴です。

確認の方法 主に見る内容 利用者が意識したいこと
重量を使う方式 登録した商品と台の上の重さの差 案内に沿って商品を置く
カメラを使う方式 商品の移動と画面操作の流れ 1点ずつ読み取り、登録後に袋へ入れる
ICタグを使う方式 タグから取得する商品情報 指定された場所に商品を置く

カメラ方式の画面に確認メッセージが出ても、すぐに操作の誤りと決まるわけではありません。

商品の持ち替え、袋の位置の変更、複数人での作業などで、システムが確認を求めることもあります。

表示が出たときは商品を動かし続けず、画面の案内を確認すると、会計を進めやすくなります。

「セルフレジeye」など映像解析を活用するシステムがある

映像解析を利用した仕組みの例として、「セルフレジeye」のように、セルフレジ周辺の映像をもとに会計時の状況を確認するシステムがあります。

このようなシステムは、カメラが映した映像から商品や手元の動きを解析し、確認が必要と思われる場面をスタッフが把握しやすくするために活用されます。

すべてを機械だけで判断するのではなく、必要に応じてスタッフが画面や購入品を確認する運用が想定されています。

導入されている機能や確認の方法は店舗によって異なるため、利用者側で細かな判定基準を覚える必要はありません。

  • 商品は読み取りが完了したことを画面で確認してから袋へ入れます。

  • 同じ商品を複数購入する場合も、画面の数量表示を確認します。

  • 確認画面が表示された場合は、近くのスタッフを呼ぶ案内に従います。

  • 会計中は、購入しない商品を会計済みの商品と混ぜないようにします。

こうした基本を意識しておけば、カメラによる確認機能があるレジでも落ち着いて利用できます。

ICタグを読み取って商品情報をまとめて登録する方式もある

衣料品店などでは、商品に付いたICタグを専用の読み取り機で読み取り、複数の商品情報をまとめて登録する方式が採用されていることがあります。

バーコードを1点ずつ読み取る代わりに、商品を指定のボックスや台に入れることで、タグに記録された商品情報を読み取る仕組みです。

タグには商品を識別するための情報が入っており、会計時には商品名や価格などの登録に利用されます。

  1. 購入する商品を会計用のボックスや読み取り場所へ入れます。

  2. 画面に表示された商品数や商品名を確認します。

  3. 内容に問題がなければ、支払い方法を選択します。

  4. 会計後に商品を持ち帰ります。

ICタグ方式でも、タグが読み取りにくい状態だったり、画面の表示と手元の商品が合わなかったりする場合は、スタッフの確認が必要になることがあります。

特に値札やタグを外すタイミングは店舗ごとに異なるため、会計が終わるまではタグを付けたままにするのが安心です。

セルフレジは一律の仕組みではないので、重量台の有無だけで判断せず、設置された画面や案内表示に沿って操作するとよいでしょう。

まとめ

この記事のポイントをまとめます。

  • セルフレジは、商品ごとの登録重量と袋詰め台で測る実際の重さを照合している
  • 重量確認は、読み取った商品と袋詰めした内容に大きなずれがないか確かめるための仕組み
  • マイバッグなどを使う際は、風袋引きでバッグ自体の重さを差し引ける場合がある
  • 重量エラーは置き方や袋の触れ方、測定時のわずかな差などでも起こる
  • バーコードのない野菜や量り売り商品は、画面で品目を選んで重さや個数を登録する
  • セルフレジには重量センサー以外に、カメラやICタグなどを活用する方式もある

セルフレジが重さを確認するのは、商品を重さだけで見分けているからではなく、読み取りから袋詰めまでの流れを確認するためです。

エラーが表示されても、商品の置き方や袋詰め台の状態を整えるだけで解消することがあります。

急がず画面の案内を確認し、困ったときは近くの店員さんに声をかければ大丈夫です。

仕組みを知っておくと表示の意味がわかりやすくなり、次回からも落ち着いてセルフレジを利用しやすくなります。

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